かまぼこ文吉

『えびせん家族』の工場は、愛知県三河地方にあります。

日本全国のえびせんべいの８〜９割を製造しているこの地域は、えびせんべいの発祥の地でもあります。

日本でえびせんべいが誕生したのは、明治の中頃のこと。

愛知県中南部・一色町(現在の西尾市)でのことだと言われています。

それ以前は、えびせんべいの材料となるエビが豊富に獲れていたのにも関わらず、ほとんど食べられる事はなく、干して乾燥させた後、畑の肥料として使われていたそうです。

そんな干しえびの一部が中国へと輸出され、えびせんべいへと加工されました。

そして、それが再び日本へ渡り、えびせんべいの生みの親である「かまぼこ文吉」のもとに届いたことがきっかけで考案され、日本で製造・販売されるようになったのです。

『えびせん家族』のえびせんべいを製造しているスギ製菓株式会社は、愛知県で生まれたえびせんべいの伝統を守りつつ、常に「振り向かれる新商品開発」を心がけています。